Archive for the ‘香水’ Category

オ~・シャンゼリゼ~♪

シャンゼリゼは、ゲランのフレグランスで、ジャン・ポール・ゲラン氏の作品です。
こちらは1996年に発売されたライト・フローラルなミモザが主役のフレブランスです。
ゲランの歴史では、まだまだヨチヨチ歩きの赤ちゃんのはずなのですが、この香りに私は自分が生まれる前の記憶のようなものを感じてしまうのです。

正直言うと、「大好き!」と言い切れるほどの香りじゃないんです。
特にミドルに現れる酸味の強い、黄色い花のイメージは、元気すぎるし落ち着かないので、むしろ敬遠したいくらい。
でも、それが過ぎて、ゆっくりと立ち上るラストノートの、軽い蜜を含んだミモザらしき香りと微かなパウダリー(決して粉っぽくない)は、記憶の底の方に入り込んできて、なぜだか泣きそうな気持ちにさせるのです。
ゲランは出来る限り天然香料にこだわっている中、特にこのシャンゼリゼに使っているミモザはフランス産とエジプト産に限定しているそうです。
サブタイトルに「厳選した天然香料が、あらゆる五感を呼び覚ます」とあるのが、実感として伝わってくる香りです。
このラストノートの謎を解き明かしたいような、このまま永遠の疑問のまま封印したいような・・・
いったいわたしはいつ、この香りと出会っていたのでしょう。

冬は香水、夏はお香

私は香り物が大好きで、香水、それも本気の香水(笑)が大好きです。
けれども、残念なことに私が好きな香水のほとんどは、ヨーロッパの気候に合うように調合されています。
同じ香水でも、春夏秋冬でそれぞれ違った香り立ちをすることに、もうあなたは気付いていますか?

そのことが分かってから、私は夏場には香水を選ばないようになりました。
逆に、夏の蒸し暑さの中でも使える香水は夏限定となり、
それはそれで日本の風土では、大変稀少なものとしてストックしていますが。

梅雨から夏場にかけては、香水よりもお香が活躍しています。
『堀川』は有名なお香ですが、あの白檀の香りは湿気の多い日の部屋の空気を清浄してくれますよ。
ただ、ほんの少し焚きしめるだけで、2日間くらい香りが残ります。

それでも日本の夏には、日本のお香が一番似合うと思います。
日本には、茶道や華道と同じように、香道というのがあります。
香道では、香りを「嗅ぐ」のではなく、「きく」と言うそうですね。

いつか香道というものを、私もたしなんでみたいと思っていますが、実際は茶道や華道もやったことがないので、夢のまた夢かな。
でも、本物の香木から香る香りは、きっと雅なんでしょうねえ。
フランキンセンと言われる、乳香の香木の本物の香りを経験してみたいです。

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