Archive for 12月, 2014

オ~・シャンゼリゼ~♪

シャンゼリゼは、ゲランのフレグランスで、ジャン・ポール・ゲラン氏の作品です。
こちらは1996年に発売されたライト・フローラルなミモザが主役のフレブランスです。
ゲランの歴史では、まだまだヨチヨチ歩きの赤ちゃんのはずなのですが、この香りに私は自分が生まれる前の記憶のようなものを感じてしまうのです。

正直言うと、「大好き!」と言い切れるほどの香りじゃないんです。
特にミドルに現れる酸味の強い、黄色い花のイメージは、元気すぎるし落ち着かないので、むしろ敬遠したいくらい。
でも、それが過ぎて、ゆっくりと立ち上るラストノートの、軽い蜜を含んだミモザらしき香りと微かなパウダリー(決して粉っぽくない)は、記憶の底の方に入り込んできて、なぜだか泣きそうな気持ちにさせるのです。
ゲランは出来る限り天然香料にこだわっている中、特にこのシャンゼリゼに使っているミモザはフランス産とエジプト産に限定しているそうです。
サブタイトルに「厳選した天然香料が、あらゆる五感を呼び覚ます」とあるのが、実感として伝わってくる香りです。
このラストノートの謎を解き明かしたいような、このまま永遠の疑問のまま封印したいような・・・
いったいわたしはいつ、この香りと出会っていたのでしょう。

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