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オ~・シャンゼリゼ~♪

シャンゼリゼは、ゲランのフレグランスで、ジャン・ポール・ゲラン氏の作品です。
こちらは1996年に発売されたライト・フローラルなミモザが主役のフレブランスです。
ゲランの歴史では、まだまだヨチヨチ歩きの赤ちゃんのはずなのですが、この香りに私は自分が生まれる前の記憶のようなものを感じてしまうのです。

正直言うと、「大好き!」と言い切れるほどの香りじゃないんです。
特にミドルに現れる酸味の強い、黄色い花のイメージは、元気すぎるし落ち着かないので、むしろ敬遠したいくらい。
でも、それが過ぎて、ゆっくりと立ち上るラストノートの、軽い蜜を含んだミモザらしき香りと微かなパウダリー(決して粉っぽくない)は、記憶の底の方に入り込んできて、なぜだか泣きそうな気持ちにさせるのです。
ゲランは出来る限り天然香料にこだわっている中、特にこのシャンゼリゼに使っているミモザはフランス産とエジプト産に限定しているそうです。
サブタイトルに「厳選した天然香料が、あらゆる五感を呼び覚ます」とあるのが、実感として伝わってくる香りです。
このラストノートの謎を解き明かしたいような、このまま永遠の疑問のまま封印したいような・・・
いったいわたしはいつ、この香りと出会っていたのでしょう。

黒いドレスと、ココマドモアゼル

ゲランの5代目調香師、ティエリー・ワッサー氏によるモダンなフレッシュフローラル。
日本では、2012年秋に発売されてて、ずっと気になってました。
でもな、甘めな香水はマイアンソレンスを持ってるし、それと香りが被るような気がしなくもなく。
でも、イメージの黒いドレスが、とても品良く可愛らしく映えるボトルに心惹かれ、とりあえず量り売りでお試ししてみました。
結果・・・いきなり現品を買わなくて良かった~
シャネルの香水は、好き嫌いが多いけれど、私の苦手なココマドモワゼルに通じる香りをガッツリ感じてしまいました。
でも、このシャネルのココマドモアゼルも、ゲランのラプティットローブノワール(黒いドレス)もアットコスメでは、高評価だし口コミ数もドーンと伸びてることから、人気の高さが伺えます。
きっとココマドを好きな人は、ゲランのローブノワールも気に入るんじゃないかな。
大人のベリー系で、甘いけど甘すぎず、ローブノワールは霧がかかったようなシアーな雰囲気も、奥行きを感じさせてくれて、いい演出をしてると思います。
ワッサー氏はいろいろ言われてるけれど、ゲランの顧客層を若い世代にまで広げた功績は大きいと思います。
ひと昔前のゲランのイメージから、上手に抜け出しているんじゃないでしょうか。
ということで、ボトルもミツコと似ているクラシカルな雰囲気が素敵なんですが、ローブノアールは私のコレクションに入らないことに決定~

ランスタンドゲランは一生の恋人

ゲランのフレグランスで、私は一生のパートナー候補を見つけました。
ランスタンドゲラン。
「ランスタン」=瞬間、「恋に落ちる瞬間」という意味で名付けられたそうです。

ゲランのフレグランスは、どれも本当に素晴らしいのですが、万人受けするタイプではありません。
人によっては真逆の感想を持ったりしてて、その辺もゲランの香りの多面性を現していると思います。

このランスタンドゲランなんですが、それまで家内興業(?)のように、ゲラン一族が調香を代々手掛けてきていたのを、初めて外の人間に発注した作品であることでも有名です。
新しい風を吹き込むには、やはりゲランといえども、「ゲラン」から一度離れる必要があったということでしょう。

もくろみは見事成功を納めました。
「ゲランっぽくない」という言葉が、ランスタンドゲランの香りの褒め言葉になっているくらいです。

では、どんな香りか?
マグノリアがふくよかに香り、透明感のあるバニラに落ち着き、うっとりと香りに包み込まれるような錯覚を起こさせる層の厚さ。
やはり、ゲランなのです。

外注の作品といえど、商品にゲランの名前を入れるところなど、なかなか粋な感じもしますよね。
ゲランはマダムな香りと思っている人、是非テスターでお試ししてみてください。
最近のゲランは、質を落とすことなく、ちゃんと現代の風も取り入れてますよ♪

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